作品紹介

読むほどに心がほっこりする相良ワールド。脚本や児童文学でお馴染みの相良敦子による初の短編小説集です。俳句を愛する父の最期の病床を俳人・一茶の幻影との心の交信をまじえてえがいた「せうじの穴の天の川」。中国古代を舞台に、あたかも兵馬俑の遺跡から生き返ったかのような二人の男を活写した「掘る」。明治の近代化への庶民のとまどいとたくましさを、商家を舞台に女主人の目線で明るくユニークに描いた「瓜提灯とピクルス」。NHK朝の連続テレビ小説「ウエルかめ」のスピンオフ作品でNHK徳島放送局のweb上で好評連載された「アデリータの背中」、の四編を収載。脚本家・相良敦子ならではの軽妙でユーモアある会話術が、小説の筆でもきらきら光を放ち、読者を小説世界へと導きます。日常の喧騒からちょっと小休止したい時、きっと心のビタミン剤になる、四つの愛すべき短編小説集です。

担当編集者より
作家・中島京子さんが絶賛の帯文を寄せてくださいました。筆者の相良敦子さんは、NHKのドラマの脚本や児童小説の青い鳥文庫などでお馴染みの方ですが、本書が初の小説集となります。古代中国、明治、現代と四つの短編の舞台や登場人物の設定はバラバラですが、読み終えた時に、時代や環境を超えた人間の普遍の思いに対する、著者の温かな深い思いに心が満たされます。それはきっと一所懸命に生きようとする人間へのあついエールなのでしょう。読みやすくて、面白くて、元気になる本! 小説家・相良敦子の誕生です。
商品情報
書名(カナ) アデリータノセナカ
ページ数 224ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2016年03月14日
ISBN 978-4-16-008864-1
Cコード 0093

著者

相良 敦子

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く