無私の日本人

磯田道史

  • 定価:本体1,500円+税
  • 発売日:2012年10月25日
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作品紹介

『武士の家計簿』で知られる歴史家・磯田道史が書いた江戸時代を生きた3人の人物の評伝。仙台藩吉岡宿の困窮を救うために武士にお金を貸して利子を得る事業を実現させた穀田屋十三郎、ひたすらに書を読み、自ら掴んだ儒学の核心を説いて、庶民の心を震わせた中根東里、幕末の歌人にして、「蓮月焼」を創始した尼僧・大田垣蓮月。有名ではないが、いずれの人物も江戸時代の常識や因習を疑い、ときにはそれと闘い、周囲に流されず、己の信ずる道を突き進むことで、何事かをなした。空気に流され、長いものに巻かれるのが日本人だとすれば、3人は「例外的」日本人である。しかし、磯田道史は3人の人生にこそ日本人がもっとも強く、美しくなるときに発揮する精髄を見出した。それは、己を捨て、他人のために何かをなしたい、とひたむきに思う無私の精神である。評伝にとどまらない、清新な日本人論が登場した。

書評・インタビュー

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担当編集者より
歴史家の磯田道史さんが「新代表的日本人」として江戸時代を生きた3人の人物の評伝を書き上げました。仙台藩吉岡宿の窮乏を救うために武士にお金を貸して利子を得る事業を実現させた穀田屋十三郎、ひたすらに書を読み、自ら掴んだ儒学の核心を説いて、庶民の心を震わせた中根東里、幕末の歌人で「蓮月焼」を創始した尼僧・大田垣蓮月。この3人を選んだ理由は、自分を捨て他人のために行動できる「無私の精神」を持っていたことにあります。日本人の精髄はここにある。そんな思いが詰まった清新な日本人論です。(HB)
目次
第一章 穀田屋十三郎
第二章 中根東里
第三章 大田垣蓮月
商品情報
書名(カナ) ムシノニホンジン
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2012年10月25日
ISBN 978-4-16-375720-9
Cコード 0095

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