作品紹介

古くから〈奇跡の蜂蜜〉として大切に伝えてきた蜂蜜を守るため、自動車も使わず、火薬
も制限し、今でも様々な掟に従って暮らしている〈ポロウ村〉。
村の名家であり、〈ポロウの蜂蜜〉を採るために必要な〈キングサリー〉の花を代々栽培しているロウゼ家の一人娘サリーは、遠い国からの転校生としてやって来た少年レオと仲良くなる。深い山あいの、絵画のように美しい自然に囲まれた村の農学校で、少年少女は園芸や養蜂を勉強しながら日々を過ごす。だが、レオが来たのと時を同じくして、村には何かと異変が起こるようになる。森や泉で不思議な現象が続いたり、〈ポロウの蜂蜜〉をつくる〈ポロウミツバチ〉がぱったりと姿を消したり……。村の謎にレオが深く関わっていることにサリーが気づくのと同時に、村人たちもまたレオの正体を疑い始める。そして激しい嵐の晩、行方不明となったレオを探すサリーは〈ポロウの蜂蜜〉にまつわる古い古い秘密を知ることになる……。
ファンタジックな村を舞台にしながら、人が文明を進化させること、自然のなかで暮らすこと、大きな時の流れに否応なく変化していくこと、に静かな問いかけを投げる物語。

担当編集者より
〈奇跡の蜂蜜〉を守るため、数々の掟に従い昔ながらの暮らしを続ける〈ポロウ村〉。蜂蜜作りに欠かせない花を栽培する家の跡取り娘サリーはある日、奇妙な転校生レオと出会う。古くからの村の事情を何やら知っているらしいレオは、養蜂家の息子ジャックや農学校の生徒たちとすぐに馴染むが、彼の訪れ以来次々と起こる不思議な出来事にサリーは胸を騒がせる。そして嵐の朝、奇跡の蜂蜜と村の掟をめぐる妖精伝説に隠された秘密が明かされる……。どこか懐かしいファンタジーの世界をお楽しみください。(YH)
商品情報
書名(カナ) ハチミツヒミツ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製角背カバーなし
初版奥付日 2013年02月15日
ISBN 978-4-16-381590-9
Cコード 0093

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