作品紹介

舞台は文政13年(1830年)の京都。年若くして活花の名手と評判の高い少年僧・胤舜(いんしゅん)は、ある理由から父母と別れ、大覚寺で修行に励む。
「昔を忘れる花を活けてほしい」「亡くなった弟のような花を」「闇の中で花を活けよ」……次から次へと出される難題に、胤舜は、少年のまっすぐな心で挑んでいく。
歴史、能、和歌にまつわる、あるいは生まれたままの、さまざまな花の姿を追い求め、繊細な感受性を持つ少年僧が、母を想い、父と対決していくうちに成長をとげていく、美しい物語。

目次
忘れ花
利休の椿
花くらべ
闇の花
花筐(はながたみ)
西行桜
祇王の舞
朝顔草紙
芙蓉の夕
花のいのち
商品情報
書名(カナ) サガノカフ
ページ数 328ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2017年07月15日
ISBN 978-4-16-390677-5
Cコード 0093

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