作品紹介

悪は必ずしも悪ならず。
思いがけない事件の結末が胸を打つ!

ドラマ化もされたヒットシリーズ、『八州廻り桑山十兵衛』待望の第10弾。
松戸近辺に住む強欲な百姓一家殺害事件で、十兵衛は、一時期世間を騒がした盗賊たちが、再び動き始めたのではないかと疑います。十兵衛の前に現れては捜査を攪乱する謎の美女、さらに事件の背景には盗賊たちの人生を変えたある悲劇がありました。時代に翻弄される女と男に対する十兵衛の深い目線が胸にささります。

担当編集者より
佐藤さんの作品の魅力は、緻密でリアリティーのある描写、膨大な知識にもとづいた
時代考証の徹底ぶりにあります。ゆえに舞台は正確かつ重層的に描かれ、読者が登場人物とともにその時代をリアルに追体験できる楽しみがあります。今回登場する舞台は牧」。幕府の広大な放牧場のことで、たとえば小金牧は野田、流山、柏あたりから松戸、船橋、習志野あたりまで山の手線の中より広く展開していた---そんな知識を得られるのも佐藤さんの小説の楽しみのひとつです。
目次
手習師匠過去十五年の空白
深まる謎
握り潰された三行半
河門笑軒の三頭の馬
冷や飯三人組ともう一人の男
消える手掛かり
一味の正体
商品情報
書名(カナ) カイトウ キリヤマノトウベエノショウタイ ハッシュウマワリクワヤマジュウベエ
ページ数 328ページ
判型・造本・装丁 四六判 小口折 並製カバー装
初版奥付日 2017年07月10日
ISBN 978-4-16-390678-2
Cコード 0093

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