夢をまことに 山本兼一

2,420 (税込)
発売日2015年02月14日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) ユメヲマコトニ
ページ数 520ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年02月15日
ISBN 978-4-16-394205-6
Cコード 0093
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書店在庫

夢をまことに 山本兼一

2,420 (税込)
発売日2015年02月14日
ジャンル歴史・時代小説
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書名(カナ) ユメヲマコトニ
ページ数 520ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年02月15日
ISBN 978-4-16-394205-6
Cコード 0093

鉄炮鍛冶にして偉大な発明家「国友一貫斎」の物語

日本初となる反射望遠鏡や筆ペン「懐中筆」、照明器具「玉燈」を作ったのは、江戸時代の鉄砲鍛冶・国友一貫斎だった! 従来の火縄銃づくりにとどまらず、空気銃や弩弓も製造、さらには空を飛ぶ船や潜水艦の建造まで思いを巡らせたという一貫斎はいかなる
人物だったのでしょうか? 物語は村の訴訟に関わったため、一貫斎が近江国友村から江戸にやってきたところから始まります。好奇心旺盛な一貫斎は、江戸で大名をはじめ各藩の鉄砲方や職人たちと交わり、見分を広めます。そして創意工夫の精神に富み「仕事が生きる楽しみ」の一貫斎は、鉄砲鍛冶の矜持を保ちながら、度重なる失敗にもめげず、発明家としての才能も発揮してゆきます。やがて長くなった江戸の滞在を終え、村へ帰った一貫斎は、疲弊した村を救おうと、あらためてものづくりのことを考えるのでした――。
どうすればものづくりを通して「夢をまことに」することができるのか? 仕事とものづくりの喜びを国友一貫斎の生涯を通して描いた、山本兼一最後の傑作長編小説。

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担当編集者より

「人の役に立つ道具」を作るため、鉄炮鍛冶の枠にとどまらないものづくりを生涯続けた国友一貫斎――その姿は面白い小説を書くために取材をし、調べ、人と会い、そして命の灯ぎりぎりまで物語の創意工夫を続けた山本兼一さんと重なります。ご逝去により残念ながら本作が最後の長編小説となりますが、山本兼一さんの魂はこの作品の中にいつもあります。「夢をまことに」するため、その魂に触れてみてください。

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