お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える 海老原嗣生

902 (税込)
発売日2016年11月18日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) オイノリメールキタ ニホンシネ ニホンガタシンソツイッカツサイヨウ ヲカンガエル
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2016年11月20日
ISBN 978-4-16-661105-8
Cコード 0295
試し読み
書店在庫
ネット書店で購入

お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える 海老原嗣生

902 (税込)
発売日2016年11月18日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) オイノリメールキタ ニホンシネ ニホンガタシンソツイッカツサイヨウ ヲカンガエル
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2016年11月20日
ISBN 978-4-16-661105-8
Cコード 0295

「当社とはご縁がありませんでしたが、ご健闘をお祈りします」――ってオイ!

新卒一括採用は悪なのか? この一冊ですべてが分かる。

「お祈りメール」という言葉をご存知ですか?
就職活動生に対して、企業が不採用を告げるときのメールの末尾に、「今後のご活躍を〝お祈り〟しております」と慇懃な定型文を付けることから付いた、不採用通知の“愛称”です。まじめな就活生なら何百回も“お祈り”されてしまい、人格を傷つけられたと思ってしまう学生も。
そもそも、「新卒一括採用」というのは世界では珍しい形態です。なぜこの仕組みは成立したのか? 企業はなぜ日本型雇用に拘るのか? 欧米のようにサービス残業の無いジョブ型社会にすれば良いんじゃないか?――色々な声が聞こえます。果たして問題の核心とはなんなのでしょうか? 本書では、歴史・データ・海外比較を駆使して、多角的に「採用問題」を解き明かします。

①歴史的に見て、青田買い&学業疎外防止のルールは守られてきたか?
→No! 戦後からいたちごっこ。ルールメイカーは「就活ナビ解禁日調整」だ!
②日本型雇用――新卒一括採用、終身雇用、年功序列は悪か?
→No! やめられない止まらない「ゆで蛙型日本型雇用」の実態に迫る
③新卒一括採用が嫌なら、欧米型をそのままマネすればいいのか?
→No! 欧州の若年失業率が高い。同じ仕事を同じ給料で一生。学歴による差別。
④日本のメンバーシップ型雇用と、欧米型のジョブ型雇用のイイトコ取りとは?
→有名校有利を打開するには「GPA」を導入せよ!

著者はドラマ「エンゼルバンク」(ドラゴン桜外伝、三田紀房原作)に登場する「雇用のカリスマ・海老沢康生」のモデル、海老原嗣生氏。本作は新卒採用に焦点を絞って分析し、ラストには大学改革まで視野を広げた決定版! 豊富な図版と平易な語り口で、難しいテーマが、この一冊でマル分かりです。


濱口桂一郎氏 推薦!(労働政策研究・研修機構労使関係部門統括研究員)
「『ジョブ型』と『メンバーシップ型』という対比で雇用を語る際に、前者についてはややもすれば通り一遍な紙の上の説明で済ませてしまっているきらいがありますが、その『ジョブ型』ってのは、実は(日本人が頭の先っぽで考えるような生やさしいものじゃなくって)こういうものなんだ、と実例満載で解説し尽くそうとしている」

本の話おすすめ記事

おすすめ記事

※外部サイトへリンクしている場合もあります

担当編集者より

海老原さんは、就活生に本当のことを教えてくれます。厳しいことも含めて日本型雇用を知ってこそ、内定強者/エリート人事担当者になれるのです。
#就職問題を考える上での必読書
#お祈りメールに腹をたてている人以外読まないでください。
#就活生が知っておくべき日本型就活
#お祈りメールは送る方もツライ

著者

海老原 嗣生

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入
吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 佐伯泰英特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト