文春新書

戦争を始めるのは誰か歴史修正主義の真実

渡辺惣樹

  • 定価:本体1,100円+税
  • 発売日:2017年01月20日
  • ジャンル:ノンフィクション
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作品紹介

二つの世界大戦は必要のない戦争だった。とくに第二次大戦は、チャーチルとルーズベルトがいなければ起らなかった――。
本来の「歴史修正主義」とは、戦前の日独を全面肯定する歴史観のことではありません。米英の外交に過ちはなかったのか、あったとすれば何が問題だったのか、それを真摯に探る歴史観のことです。
「公式の歴史」では、ベルサイユ体制と国際連盟体制を破壊した枢軸国(日独伊)の他国への侵略が第二次大戦の原因と説明されますが、実は英米参戦の「必要」や「理由」は後からでっち上げられました。「ヒトラーはどん底のドイツ経済を立て直した」「オーストリア国民はドイツへの併合を熱烈に歓迎した」「借金に追われていたチャーチルにとって、ナチス台頭は絶好のチャンスとなった」などと、本当のことを言ってしまうと、連合国が作り上げた戦後体制の正当性が崩れてしまうのです。
戦争を始めるのは誰か?――本書は、二つの世界大戦の真実に迫ります。

キーワード:第一次世界大戦、第二次世界大戦、歴史修正主義、歴史解釈、戦勝国、連合国、ヒトラー、スターリン、チェンバレン、フーバー、東京裁判、ナチス、モンロー主義、孤立主義、真珠湾攻撃、ユダヤ人、ホロコースト、スペイン内戦、満州事変、東西冷戦

担当編集者より
第一次大戦がなければ、第二次大戦も起こりえず、二つを連続して捉えることで初めて歴史が見えてきます。ヒトラーによるユダヤ人抹殺は絶対に許されませんが、ナチスのユダヤ人差別が戦争の原因ではありません。連合国による戦後体制を正当化するために、「日独伊の全体主義国家の他国への侵略が大戦の原因」という解釈が戦後の世界で常識化しましたが、実は、ベルサイユ体制の不条理、チェンバレンの愚策(ポーランドの独立保障)、ポーランドの頑なな対独外交こそ、大戦の真の原因でした。教科書が教えない「二つの世界大戦の真実」を分かりやすく教えてくれる書です。
目次
はじめに
第一章 第一次世界大戦の真実
第二章 第一次世界大戦後の歴史解釈に勝利した歴史修正主義
第三章 ドイツ再建とアメリカ国際法務事務所の台頭
第四章 ルーズベルト政権の誕生と対ソ宥和外交の始まり
第五章 イギリスの思惑とヒトラー
第六章 ヒトラーの攻勢とルーズベルト、チェンバレン、そしてチャーチル
第七章 ヒトラーのギャンブル
おわりに
人名索引
商品情報
書名(カナ) センソウヲハジメルノハダレカ レキシシュウセイシュギノシンジツ
ページ数 328ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2017年01月20日
ISBN 978-4-16-661113-3
Cコード 0222

著者

渡辺 惣樹

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