ミッドナイト・バス 伊吹有喜

990 (税込)
発売日2016年08月04日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ミッドナイトバス
ページ数 496ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2016年08月10日
ISBN 978-4-16-790671-9
Cコード 0193
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ミッドナイト・バス 伊吹有喜

990 (税込)
発売日2016年08月04日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) ミッドナイトバス
ページ数 496ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2016年08月10日
ISBN 978-4-16-790671-9
Cコード 0193

壊れた「家族」という時計は再び動き出すのか

壊れた「家族」という時計は再び動き出すのか

映画化決定! 出演:原田泰造 山本未來 小西真奈美 葵わかな 七瀬公 長塚京三

東京での、忙しすぎるデベロッパーの仕事を辞め、故郷の新潟で、深夜バスの運転手をしている利一。ある夜、バスに乗ってきたのは、16年前に別れた妻だった━━。

会社を辞め、家に戻ってきた理由を言い出せずにいる長男、結婚と夢の間で揺れる長女、再婚した夫の浮気と一人暮らしの父の介護で悩む元妻、そして、利一も、若い恋人との結婚に踏み出せずにいる……人生の岐路で、忘れていた傷と向き合う家族たち。
家族の崩壊で、一度止まった時を、それぞれが進めることができるのか━━。
物語は、そんな家族たちの葛藤と再出発の姿と、各々の理由で深夜バスを利用する乗客たちの姿を交互に描いていく。
今はどんなに大変でも、明けない夜はない。
家族の再出発とさまざまな人生を丁寧な筆致でを描いた感動長篇。
解説は、吉田伸子さん

別冊文藝春秋からうまれた本

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著者

伊吹 有喜

1969年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業後、出版社勤務を経て、2008年『風待ちのひと』(応募時のタイトルは「夏の終わりのトラヴィアータ」でポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、デビュー。長篇二作目の『四十九日のレシピ』が累計35万部を突破するベストセラーになり、ドラマ化、映画化。14年の『ミッドナイト・バス』は山本周五郎賞と直木賞の候補作、原田泰造主演で映画化された。17年『彼方の友へ』が直木賞候補。20年『雲を紡ぐ』も直木賞候補となり、21年高校生直木賞を受賞。『犬がいた季節』は同年本屋大賞三位を獲得。22年『今はちょっと、ついてないだけ』が玉山鉄二主演で映画化。
他の著書に『なでし子物語』『カンパニー』など多数。

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