第九十六回オール讀物新人賞
第九十六回オール讀物新人賞
大激戦の第96回オール讀物新人賞 注目の二人が同時デビュー!
とにかく嶋津 輝と佐々木 愛は本が出たら必ず書評をすることに決めているのである。──杉江松恋(書評家)(Twitterより)
15年間の「新人賞」下読み経験で、一番才能を感じた二人です。──担当編集I
おしらせ
- 2019.09.27
- 佐々木 愛『プルースト効果の実験と結果』刊行記念エッセイ 「焦ったときに開く本」──偏愛読書館を公開しました
- 2019.09.27
- 嶋津 輝『スナック墓場』刊行記念エッセイ「ガンコからの贈り物」──偏愛読書館を公開しました
- 2019.09.09
- 特設サイトを公開しました
プルースト効果の実験と結果写真:青山裕企
2018年における恋愛小説短篇のベスト──杉江松恋(書評家)(Twitterより)
痛々しいほど初々しい、初恋とその終わり。過剰な自意識、空回りする憧れ、思い通りにいかない初恋。思春期の苦くて甘い心情を、鮮やかに、ポップに描き出す短篇集。
「プルースト効果」とは
特定の香りから、過去の記憶が呼び覚まされる現象のこと。マルセル・プルーストの代表作『失われた時を求めて』で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したとき、その香りがきっかけで幼年時を思い出すことからこの名がついた。収録作「プルースト効果の実験と結果」「春は未完」「楽譜が読めない」「ひどい句点」※第96回オール讀物新人賞受賞作
スナック墓場装画:水口かよこ
佐々木 愛
(ささき・あい)
1986年秋田県生まれ。朝日カルチャーセンターで、「海燕」元編集長根本昌夫氏に師事。「ひどい句点」で、2016年オール讀物新人賞を受賞。R-18文学賞の最終候補等の経験もあり。
1986年秋田県生まれ。朝日カルチャーセンターで、「海燕」元編集長根本昌夫氏に師事。「ひどい句点」で、2016年オール讀物新人賞を受賞。R-18文学賞の最終候補等の経験もあり。