三国志読本 「三国志」をめぐる多彩な論考と知的対話集
画・村上 豊
『三国志読本』は、三国の成り立ちや登場人物をめぐっての多彩な論考に加え、知的巨人たちをゲストに迎え、歴史や小説の楽しみをより深く味わうための充実した内容になっています。
対談ラインナップ
歴史小説を語る
- 水上勉
- 歴史と小説が出会うところ
- 井上ひさし
- 歴史小説の沃野時代小説の滋味
- 宮部みゆき
- 「言葉」の生まれる場所
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吉川晃司
我々が中国史に辿り着くまで
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江夏豊
司馬遼太郎真剣勝負
- 五木寛之
- 乱世を生きるということ
中国古代史の魅力
- 白川静
- 日本人が忘れたもうひとつの教養
- 平岩外四
- 逆風の中の指導者論
- 藤原正彦
- 英語より『論語』を
- 秋山駿
- 春秋時代から戦国時代へ
- マイケル・レドモンド
- 碁盤上に宇宙が見える
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作を始める。その後帰郷、ながい空白ののち『王家の風日』を完成。平成3年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞、『重耳』で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、『子産』で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成18年に紫綬褒章を受章。平成25年「月刊文藝春秋」誌上で12年の歳月をかけて連載した『三国志』(全12巻)が完結した。 5ページ目4ページ目3ページ目2ページ目