アナザーフェイス×警視庁追跡捜査係

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「池上冬樹さんのイベント(山形県で開催している『小説家になろう講座』)で目覚めたと伺ったことがあります。2010年頃、イベントに堂場さんがゲストとして呼ばれた時に各社の編集者がついていったのですが、編集者同士が混ざったのがその時初めてで皆仲良く盛り上がったのが印象的だったみたいです」

「それがきっかけとなって一同の忘年会を開催するようになったんですよね。2作目の時にはもう、チーム堂場の雰囲気がでていて、ちょうどデビュー10周年でしたので、3社合同で何かやりましょう! という話になりました」

「当時シリーズは3作目だったのですが、すでに、次作で、出版社が集って作品の中で何か合同の企画をやりたい! と仰っていたくらいで、それが今回の特別コラボレーションというシリーズをクロスさせた形になったのだと思います」

「ずっと前から考えられていた企画なのですね、こんなにも緊密に内容が繋がっているのは非常に珍しい試みだと最初は驚きました」

「でも、いつも堂場さんは、『自分で自分の首を絞めている』と仰っていましたね(笑)。伏線も張らなくてはいけないので、ただ2冊書けばいいというわけにはいかない、とても難しい試みだと思います」

「かつ、それぞれ単体で読んでも完結しているので、面白い。私は最初から2作とも原稿を頂戴したのですが、『刑事の絆』から読んでも全く違和感を抱くことなく、その後に『凍る炎』を読んでまた一層楽しむことができました」

堂場瞬一・著

定価:(本体690円+税) 判型:文庫判
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堂場瞬一・著

定価:767円(税込) 判型:文庫判
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