作品
昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の機関兵はなぜ小樽郊外の山で死んでいたのか? 謎を秘めた人の生の奇妙な一面を掬い上げた七短篇。
昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の帰還兵はなぜ小樽郊外の山で死んでいたのか? 謎を秘めた人の生の奇妙な一面を掬い上げた七短篇。
戦中・戦後の激動の時代、“書く”という困難な道を選んだ女性たちの、しなやかで力強い生き様を描いた、梯久美子の“父娘”論。
日本人とは、国とは、家族とは何か――太平洋戦争に散った二十八人の軍人の遺書をもとに、各々の人物像、死の歴史的背景へと迫る。
月刊「文藝春秋」に掲載され、話題となった、田辺文学の源泉にして時代の証言。
母体保護法では障害を理由とした中絶は認められない。誤診で提訴した母親に医院側はそう反論。出生前診断が投げかける重い問題とは。
昭和史研究家・半藤一利氏が見た、歩いた、語った、書いたエッセンスが詰まった永久保存版
「節子よ、僕の許を離れるな!」便箋から浮かび上がる作家の決意、孤独、希望、いたわり、愛――夫婦で交わした書簡から辿る軌跡。
秘められた恋、ストーカー的熱情、夫婦の愛憎――小林多喜二、三浦綾子、中島敦、原民喜、中城ふみ子、寺田寅彦ら十二の作家の物語。
吉村昭と「東京の戦争」、野坂昭如と「無責任論」、丸谷才一と「戦争と艶笑」、野中郁次郎と「撤退と組織」…十二人と語る激動の時。
硫黄島総指揮官栗林の「ノイローゼ↓投降↓部下による斬殺」説は本当か? 名将の死の真相が遂に明らかに。感動のノンフィクション。
週刊文春連載で話題! 松永太、畠山鈴香、下村早苗、角田美代子ら平成10大殺人の深い闇に、事件現場と拘置所の面会室で迫る!
小林多喜二、三浦綾子、中島敦……明治~昭和に生きた文学者十二人の愛と性、生と死の知られざる軌跡をたどったノンフィクション。
甘粕正彦理事長自決後に旧満洲映画協会の日本人が辿った裏切りと苦難の戦後。女性映画編集者の草分け、岸富美子95歳最後の証言。
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