作品
昭和29年の大阪で起きた連続猟奇殺人事件。中卒叩き上げの若き刑事・新城と帝大卒の警察官僚・守屋は戦後日本の巨大な闇に迫る。
信長が歴史を劇的に動かしたのはなぜか。人気東大教授が宗教・土地・軍事・国家・社会から答えを見出したエキサイティングな一冊。
欧米ではとうに日常を取り戻しているのに、日本では第8波が襲い、いまだに街中にはマスクを手放せない人があふれているのはなぜか?
世紀末ウィーンのハプスブルク王家の嫡流に生まれ、王家崩壊と二度の大戦を経て、社民党闘士と再婚した美しき大公女の波瀾の人生
関ヶ原合戦後、家康が辺境に封じ込めた西国雄藩が、やはり敵となった。尊攘の嵐が吹き荒れる中、幕府には金も人材もなくなっていた。
プーチンのウクライナ侵攻の次は、習近平の台湾だ。元米軍司令官が「6年以内」と指摘した極東有事。日本の準備は出来ているのか。
業界の表裏を知り尽くした92歳の演出家が、現今のエンタメの在りように対し、かくあれかしの思いで綴る異論と提言。
石室が赤、緑、黒などで彩られている装飾古墳は、なぜ九州と関東の一部にしか存在しないのか? その謎に世界的な視座から取り組む。
半藤さんの眼を通すと、歴史をつくった人間の顔が見えてくる。膨大な著作、発言などから選りすぐった人物論、人間観のエッセンス。
現役河合塾英語講師が、30余年に亘り心の支えとしてきた池波エッセイ、池波小説のすべてを語る。生誕100年を寿ぐ名作誕生!
太平洋戦争中は大本営作戦参謀、戦後は総合商社のビジネス参謀、中曾根行革では総理の政治参謀。激動の昭和時代を常に背後からリードしてきた実力者の六十数年の軌跡を検証する。
日本が戦後はじめて参加する夏季五輪を放送すべく、当代一の人気アナウンサー和田信賢は体調不良も顧みずヘルシンキに乗り込む。
89歳の死の直前まで綴ったピュアな初恋の記憶、死後発見された「死への道程」など、戦後日本を体現した作家のラスト作品集。
戦中・戦後の激動の時代、“書く”という困難な道を選んだ女性たちの、しなやかで力強い生き様を描いた、梯久美子の“父娘”論。
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