作品
「平和論に対する疑問」と「國語改良論」への批判は、論壇文壇を震撼させた。その論争の帰結は今日既に明らかである。単行本未収録の金田一京助批判など、全五十四篇
シェイクスピア、ロレンスを始めとする西欧作家論、日本の近代を鋭く抉る「近代の宿命」など、文学や藝術、文明批判にわたる初期の作品群の内、不可欠の秀作を収録
知織人への反撥、国語改良論批判等、著者の論ずる所を抜きにしては、昭和、ひいては日本の近代は語れない。作家論を中心に戦中から戦後に渉る論文に著者覚書を付す
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。