作品
非国民の父と軍国少年の息子。父が残した日記から浮かび上がる真実とは。宮城県古川を舞台に描く戦中戦後を懸命に生きた家族の物語。
「鉢木会」の大岡昇平、吉田健一、三島由紀夫らとの衝突と交誼。親子の葛藤、老いと晩年。次男である著者が追想する人間・福田恆存。
立憲民主党代表が、総選挙に向けて提示する、目指すべき社会のあり方。自己責任論が壊した、みんなで支え合う社会を取り戻すために。
「政治嫌いの文学者」というイメージが強い小林秀雄。だが著作を丹念に読むと、政治、戦争への深い関心と洞察が。新しい小林像。
第164回芥川賞候補作。北海道にロシア軍が上陸! 元自衛官の作家が、日本人の知らない「戦場」をリアルに描いた衝撃作。
阿部定事件の老女。サリドマイド訴訟を主導した飯田進氏。医学生、医師として巡り合った人物と事件。辺界巡りの魔訶不思議
美智子さまとの約束を守った1人のボランティアが社会を動かし、日本初の「子どもホスピス」を開所するまでの道のりを描く
あさま山荘、日の丸飛行隊、列島改造、ロマンポルノ――。生真面目さと娯楽志向が交錯する戦後史の分水嶺を、若い世代へと語り継ぐ。
「ケイリン」として五輪競技にもなり、年間250万人以上の観客を集める競輪。人間同士が戦うレースとしてのドラマと魅力を一冊に!
ひとり息子を通り魔に殺された老人と出会い、アメ横の平和を守るため四人の若者たちが立ち上がった! 大興奮のストリート小説。
再開発が迫る新橋駅前の二つの名物ビルには知られざるディープな時間が流れている。その魅惑的なカオスの全貌を写真満載で伝える。
戦後十二年目にシベリア帰還者から遺族に届いた六通の遺書。その背後に驚くべき事実が隠されていた! 大宅賞と講談社ノンフィクション賞のダブル受賞に輝いた感動の書。(吉岡忍)
昭和21年2月、GHQに憲法試案を拒否され英語の草案を押し付けられた日本。内閣法制局の佐藤らは不眠不休で任務に奔走するが。
成り上がり政治家の関係者が次々と殺された。背景は汚職か怨恨か。刑事の矜持を胸に、中卒と帝大卒のバディが戦後大阪の闇に挑む。
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