御宿かわせみシリーズ

最新刊『お伊勢まいり』平岩弓枝 著

 

昭和四十八年よりスタートした「御宿かわせみ」シリーズ。三十四巻目で江戸の世に別れを告げ、明治時代に舞台をうつした「新・御宿かわせみ」シリーズもスタートし、今回で通算四十巻となりました。

これを機に、これまでのシリーズを振り返りながら、新たな作品を紹介する特設サイトができました。この先少しずつ内容を増やしていきますのでお楽しみに。

シリーズ一覧

「御宿かわせみ」四十巻にして初の特別長編!

平岩弓枝さんの最新刊「お伊勢まいり」は「かわせみ」のシリーズ四十作目して、初めての特別長編となりました──。東京が江戸と呼ばれていた時分から続いている大川端の旅宿「かわせみ」は、春早々の大嵐で屋根瓦を吹き飛ばされるなど甚大な被害を受けた。しばらく休業を余儀なくされた女主人おるいのもとに、幕末に非業の死を遂げた畝源三郎の妻・千絵が訪れ、おるいは長助やお吉とともにお伊勢まいりに誘われる。品川宿に集まった十数人の一行は、東海道から箱根の関所、富士川の急流など、のどかな街道風景を眺めながら、慣れない旅を続けるのだが……。道中で次々に起こる怪事件! 「かわせみ」の歴史に影を落とす悲劇の真相に、おるいが迫ります。

これまでのシリーズ一覧

著者近影平岩弓枝

昭和7年、代々木八幡神社の一人娘として生まれる。昭和30年、日本女子大学国文科卒業。小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会に入る。昭和34年に「鏨師」で直木賞。平成3年に「花影の花で」吉川英治文学賞。平成9年に紫綬褒章。平成10年に菊池寛賞。平成16年に文化功労者。平成19年に「西遊記」で毎日芸術賞。平成25年に長谷川伸賞。また、昭和62年年から平成21年まで直木賞選考委員を務める。「御宿かわせみ」シリーズは、昭和48年から40年以上書き続け、著者の代表作となっている。