単行本
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カスティリオーネの庭

中野美代子

  • 定価:本体1,905円+税
  • 発売日:1997年09月
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作品紹介

清の乾隆皇帝に、宮廷画家として仕えたイタリア人宣教師・カスティリオーネ(郎世寧)の数奇な半生と葛藤を描く、異色の庭園小説

担当編集者より
(著者からのメッセージ)今から約280年前、中国(清)にやってきたイタリア人イエズス会士のジュゼッペ・カスティリオーネは画家でした。郎世寧という中国名で、時の乾隆(けんりゅう)皇帝に命じられるままに、西洋ふうの技術で、中国ふうの題材の絵画をたくさん描きました。同時に、西洋の噴水に興味をもった皇帝の命令によって、13年の歳月をかけ、西洋式宮殿や噴水のある西洋庭園をつくりました。この庭園は、1860年に英仏連合軍によって破壊され、いまは北京の西北にある円明園址に、無残な廃墟として残っています。私の小説は、カスティリオーネと乾隆皇帝を主人公といたします。伝統的な中国庭園の一角に、西洋庭園をつくることがいかなる意味をもっていたのか――それは、遠近法の思想をめぐる東西のたたかいであったと、私は思います。以上の二人の周辺に、ヨーロッパ人宣教師たちや后妃・皇子たちを配し、現実の、あるいは架空の、いくつかの事件を織りこみました。娯楽的な庭園小説としてお読みいただければ作者としてうれしく思います。
商品情報
書名(カナ) カスティリオーネノニワ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1997年09月10日
ISBN 978-4-16-317170-8
Cコード C0093

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