作品紹介

私は尼崎の四畳半のアパートで、モツを串に刺し続けた。向いの女は背中一面に迦陵頻伽の刺青があった。ある日、女は私の扉を開けた

担当編集者より
「反時代的作家」――車谷長吉さんはこう呼ばれたことがあります。たしかに方法意識ばかりが目につく最近の小説の中では、異色の存在でしょう。しかし、そこには小説というものが本来持っていたはずの魅力が満ち満ちています。見事に練られた文章、舌を巻くほど巧みな作り、世のすべてを見通す低い視点。男は薄暗いアパートの一室で、毎日モツ肉に串を刺し続ける。女の背には、一面に迦陵頻伽(かりようびんが)の刺青が翼を広げていた。この二人に何が起こるのか?(MK)
商品情報
書名(カナ) アカメシジュウヤタキシンジュウミスイ
ページ数 280ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1998年01月10日
ISBN 978-4-16-317420-4
Cコード C0093

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