作品紹介

この本を読む者はすべて「巨船」に暮らしている

出版不況、文学の衰退……。この船のさだめは、海の底へ導かれているのか。「大いなる助走」から30年。鬼才のおそるべき文学作品

担当編集者より
お待たせしました。筒井康隆さんの最新長編ついに刊行です。1979年の『大いなる助走』は、同人誌に作品を発表した主人公が文学賞の候補となったことから繰り広げられる狂乱と陰謀を描いた大傑作でしたが、本作では職業作家の側から現在の出版界を赤裸々に描きます。モデルを邪推しながら読むのも楽しいでしょうが、筒井さん自身が被害にあった「短編集無断出版事件」も克明に描かれ、あらゆる意味で戦慄すべき問題作です。読者もふくめ、みんなを乗せた「巨船」はどこへ行く?(NY)
商品情報
書名(カナ) キョセンベラスレトラス
ページ数 216ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2007年03月15日
ISBN 978-4-16-325690-0
Cコード 0093

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