作品紹介

人生の半分は、儚い夢と不確かな記憶でできている

子供の頃に見て魂が震えた桜景色。初老の男はもう一度同じ場所へ辿り着けるのか? 現実生活の裂けめに覗く夢幻を切り取った短篇集

担当編集者より
子供の頃に田舎で見た、この世のものとも思えぬ、桜満開の美しい風景。初老になり「あの風景はどこだったのだろう」と探し求める男は同じ場所に辿り着けるのか? 自然描写の冴え渡る傑作「佐保姫伝説」をはじめ、短篇の名手が次々と紡ぎ出す12篇。エジプトのカイロで出会った不思議な女性を描く「大きな夢」、佐渡の荒涼とした自然に触れる中年カップルの「海を見に行く」など、旅情あふれる作品集です。人間は、幼い頃に自分の中で育まれた風景に、一生かかって辿り着くのかもしれない、と、読んだ後に思います。(KH)
商品情報
書名(カナ) サホヒメデンセツ
ページ数 320ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2009年03月15日
ISBN 978-4-16-327990-9
Cコード 0093

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