作品紹介

純文学作家屈指の文章家が描ききる、女のがらんどうの心

女はどこか知らない町で何者でもなく生きようと、一人北国へと逃れる。がらんどうで妖しい実存的生を描き切るまったく新しい純文学。

担当編集者より
著者の木村紅美さんは「風化する女」で6年前に文學界新人賞を受賞してデビューし、「月食の日」で芥川賞候補にも挙げられ好評を得ました。主人公は30台前半の美容師・田辺真理子。しかし、この名前はすぐに消えます。なぜならば「どこかへいって、何者でもなく生きたい」欲望に取り憑かれた真理子は他人に成りすまし、北国に移り住むからです。そこで何が起こるのでしょうか。家主の若い男、アルバイトをすることになったホテルの館主との関係は。心のうつろな女を描ききり徹底したほの暗さを誇る長篇小説です。(OS)
商品情報
書名(カナ) ヨルノスミノアトリエ
ページ数 208ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2012年12月15日
ISBN 978-4-16-381880-1
Cコード 0093

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く