作品紹介

相撲好きの少年は、相撲記事となれば、小さな三面記事まで切り抜かずにはいられない。相撲中継に夢中で勉強は一切しない。自分の体格に見切りをつけ、行司の道を選んだ彼は、砂と汗にまみれたエキサイティングかつ単調な青春を送る――第149回芥川賞候補作。併録「乾燥腕」は第110回文学界新人賞受賞作。ひとり暮らしの若い男の、不快と、それと背中合わせの奇妙な悦びを描き、独特のおかしみを醸し出している。

おすすめ記事

※外部サイトへ移動します

担当編集者より
鶴川健吉さんは相撲好きが高じて都立高校を中退し、4年間近く行司をやっていました。表題作にして第149回芥川賞候補作「すなまわり」の主人公の設定とほぼ同じですが、作者によれば、この青年は自分とは全く違う、とのこと。登場人物との適切な距離感をとることを常に意識しているそうです。併録「乾燥腕」は第110回文学界新人賞受賞作。若い男の一人暮らしの生態を微細に描き独特のおかしみがあります。また一人、楽しみな書き手が登場しました。(KH)
商品情報
書名(カナ) スナマワリ
ページ数 128ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2013年08月25日
ISBN 978-4-16-382540-3
Cコード 0093

著者

鶴川 健吉

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く