書名(カナ) | ハリウッドトニホンヲツナグ |
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ページ数 | 248ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 小口折 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2014年09月25日 |
ISBN | 978-4-16-390132-9 |
Cコード | 0095 |
著者は、日本人のキャスティング・ディレクターとして、「ラスト・サムライ」「SAYURI」「バベル」「47 RONIN」など錚々たるハリウッド映画に参加。渡辺謙や菊地凛子、桃井かおりなどを抜擢し、国際俳優として飛躍するきっかけをつくった。俳優の演技力、スター性、潜在能力を見抜き、役柄にあった人材を発掘するキャスティング・ディレクターは、日本ではあまり知られていないが、米国では映画づくりのきわめて重要なスタッフとして認識されている。著者は日本人としてただ一人の全米キャスティング協会のメンバーであり、キャスティング力はもとより、俳優への語学や演技面での指導も担当、その手腕が高く評価されている。本書では、「ハリウッドで通用する役者、通用しない役者の違い」「オーディションでどこを見ているか」など、実際のキャスティングの舞台裏を紹介。知られざるハリウッド映画の制作秘話をたっぷり盛り込む。
また、外交官の娘に生まれ、少女時代をカナダで過ごし、ニューヨークで演劇を勉強、帰国後に演出家・作詞家として活躍する、希有な生い立ちも紹介。世界に通用する俳優の育成を目指してアップス・アカデミーを設立、別所哲也、川平慈英、藤田朋子、今井雅之、オダギリ・ジョーなどを育ててきた。近年では、プロデューサーとして「終戦のエンペラー」を2013年に制作し、2014年にはNHK朝ドラ「マッサン」のヒロインであるシャーロット・ケイト・フォックスを発掘。文字通り「ハリウッドと日本の架け橋」として歩んできた軌跡も詳述する。
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