作品紹介

外道を生きる孤独な男か、それとも女たちの「夢の男」か――釧路ノワールの傑作、誕生。

没落した社長夫人が新聞の社告の欄に見た訃報、それはかつて焦がれた六本指の少年のものだった。深い霧たちこめる北の街の「崖の下」で生まれた男が、自らの過剰を切り落とし、釧路の夜の支配者へのしあがる。男の名は影山博人。苛烈な少年時代を経て成熟していった、謎めく「彼」をめぐる八人の女たちの物語。

書評・インタビュー

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担当編集者より
本書は、昭和から平成の釧路を舞台に、地方都市のフィクサーともいえる人物の過去が女たちによって語られるという作りになっています。過酷な少年期から歓楽街の寵児へと変わっていく姿が、女との挿話の先に見え隠れするのですが、それが非常に魅力的でゲラを読みつつ主人公の《描かれていない裏社会での日常》を想像してしまうほどハマりました。色っぽい帯をつけましたが、情事の艶に彩られると同時に、親を頼れなかった孤独な子供二人が成長ののち再会、乾いた友情を交わしあう“沁みる”一篇がタイトル作の一冊です。
商品情報
書名(カナ) ブルース
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年12月05日
ISBN 978-4-16-390179-4
Cコード 0093

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