作品紹介

稀代のペテン師・佐村河内守の虚飾の真相!

18年間、ゴーストライターを務めた新垣隆の懺悔告白によって暴かれた、何重にも嘘に塗り固められた佐村河内守の虚飾の姿。二人の共犯関係はなぜ成立し、誰もが騙され続けたのか―ー。テレビ、新聞、出版、音楽業界……。あらゆるメディアを巻き込んで繰り広げられた壮大なペテンの真相に迫った渾身のノンフィクション。週刊文春が告発した佐村河内守のゴーストライター事件の全貌。第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。

書評・インタビュー

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担当編集者より
2014年2月、18年間にもわたって佐村河内守のゴーストライターを務めてきた新垣隆の懺悔告白によって暴かれた数々の虚飾の真相は「週刊文春」のスクープで大きな反響を呼び、著者はこの記事で第45回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)を受賞しました。
本書では雑誌掲載記事に大幅に加筆、二人の生い立ちにまでさかのぼり、奇妙な共犯関係がなぜ18年間にもわたって成立し、誰もが騙されていったのか、壮大なペテンの全貌に迫っていきます。そこには現代の深い闇が不気味に横たわっています。
目次
目次

第一部、 奇妙な出会い、二重人格、衝撃の告白

1章、 バランスの悪い会話
耳を疑う真実/メディア全体が共犯者/なんであんなに偉そうなん?/など
2章、 2013年の軋轢、その1
なぜ撮影に協力しないんだ/テレビにだしてもらって感謝は/土下座と命乞い/など
3章、 2013年の軋轢、その2
新垣さんは来ますか?/二人の師の距離感/王様は裸だ!/など
4章、 衝撃の告白
すれ違うSOS/ゴーストライティング/この曲を弾いていきたい/など

第二部、 2つの三角形、転機、メディアの饗宴

5章、 出会い、96年8月
自分をアピールする男/アシスタントとして/音楽家としての恍惚/など
6章、 とにかく大きなことをしでかしたい~S極・野望に満ちた男
高度成長時代の申し子/第二の矢沢永吉/7年間で所得20万円/など
7章、 貧しくても好きな道を歩む幸せ~N極・早熟な天才
驚愕のフルオーケストラ・スコア/異色の才能/など
8章、 交響曲第一番HIROSHIMA 最初の三角形の完成
ゲーム業界とクラシック界/スケッチ/「三角形の迷宮」の完成/など
9章、 2つ目の三角形の完成 障害児とのかかわり
お仕事は作曲家です/障害児とのかかわり/三角形の完成/など
10章、メディアの狂演
いい加減な取材ならお断り/ジャーナリストは全てを疑え/など
11章、疑義まみれのNHKスペシャル
家族として考えよう/不憫な子はいませんか?/神聖な儀式だから/など

第三部、 説得、懺悔、虚構の上塗り

12章、松本からのメール
アイフォンの発信音/思い浮かんだ顔/楽曲には一点の曇りなし/など
13章、謝罪と強弁 二つの記者会見
刺し殺される恐怖/破水して無事出産/暴露された企み/など
14章、もう一人のゴーストライターを探せ
5日間の攻防/押し問答/チャンスを与えよう/など
15章、『ソナチネ』の行方は
涙する聴衆/集まった応援団/ペテン師と天才/ゴーストライター/など

あとがき
商品情報
書名(カナ) ペテンシトテンサイ サムラゴウチジケンノゼンボウ
ページ数 328ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年12月15日
ISBN 978-4-16-390184-8
Cコード 0095

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