作品紹介

「【アイドル】という職業が背負う十字架を、一度すべて言葉にしようと思いました。
すると、不思議と、今の時代そのものを書き表すような作品になりました」(著者)

「アイドルって作るものでなく、楽しむものである方が良いに決まってる。
なのに、著者はこうやってアイドルを生み出す側にチャレンジした。
それも文学の世界で……。なんたる野望。なんたるマニアック。なんたる妄想力」

(つんく♂/音楽家、エンターテインメントプロデューサー)



【正しい選択】なんて、この世にない。

結成当時から、「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」。
独自のスタイルで行う握手会や、売上ランキングに入るための販売戦略、一曲につき二つのパターンがある振付など、
さまざまな手段で人気と知名度をあげ、一歩ずつ目標に近づいていく。
しかし、注目が集まるにしたがって、望まない種類の視線も彼女たちに向けられる。

「人って、人の幸せな姿を見たいのか、不幸を見たいのか、どっちなんだろう」
「アイドルを応援してくれてる人って、多分、どっちもあるんだろうね」

恋愛禁止、スルースキル、炎上、特典商法、握手会、卒業……
発生し、あっという間に市民権を得たアイドルを取り巻く言葉たち。
それらを突き詰めるうちに見えてくるものとは――。

「現代のアイドル」を見つめつづけてきた著者が、満を持して放つ傑作長編!

書評・インタビュー

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担当編集者より
「アイドルという職業が背負う十字架について、考えて考えて、考え抜いて出た結論を書きました」というご本人の言葉通り、この作品は武道館を目指すアイドルグループの爽やかな青春小説には終わりません。特典商法、スルースキル、恋愛禁止など、アイドルを取り巻く言葉を突き詰めるうちに見えてくるのは、誰もが目をそらしてきた「アイドルを見つめる視線」の正体です。アイドルを見つめ続けてきた著者にしか書けなかった真実。アイドルファンの方にも、そうでない方にもぜひ読んでいただきたい傑作です。
商品情報
書名(カナ) ブドウカン
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年04月25日
ISBN 978-4-16-390247-0
Cコード 0093

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