![「漫才は……」](/share/sp/hibana/images/about_main_lead.png)
![笑いとは何か、人間が生きるとは何なのか。](/share/sp/hibana/images/about_sub_lead.png)
売れない芸人の徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人である神谷と電撃的に出会い、「弟子にして下さい」と申し出た。神谷は天才肌でまた人間味が豊かな人物。「いいよ」という答えの条件は「俺の伝記を書く」こと。神谷も徳永に心を開き、2人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を歩きまわる2人はさまざまな人間と触れ合うのだったが、やがて2人の歩む道は異なっていく。徳永は少しずつ売れていき、神谷は少しずつ損なわれていくのだった。お笑いの世界の周辺で生きる女性たちや、芸人の世界の厳しさも描きながら、驚くべきストーリー展開を見せる。
![インタビュー](/share/sp/hibana/images/about_interview_title.png)
『火花』を書いて「寿命を延ばさないといけない」
![著者プロフィール](/share/sp/hibana/images/profile_title.png)
![著者写真](/share/sp/hibana/images/profile_photo.jpg)
![又吉直樹(またよし なおき)](/share/sp/hibana/images/profile_name.png)
1980年大阪府寝屋川市生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中。著書に『第2図書係補佐』『東京百景』、せきしろとの共著に『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』、田中象雨との共著に『新・四字熟語』がある。