作品
沖屋室島は七割が老人で、しかも彼らは底抜けに明るく生きていた。大宅賞作家が受賞後、初めて書き下す、生と死をみつめた異色ルポ
柳田国男以降、最大といっていい業績をあげながら評価の定まらなかった宮本を、渋沢との対比で描ききった感動の評伝。大宅賞受賞
戦後民主教育の金字塔として語り草となった「山びこ学校」――極貧にもめげず、健気に耐えぬいた無着成恭と四十三人の教え子たちは、高度経済成長の荒波を越えて、どう生きてきたか。
長嶋のサヨナラホームランで知られる「天覧試合」は正力松太郎にとって36年前の事件に決着をつける大芝居だった。その事件とは……
戦後民主主義教育の金字塔と謳われた無着成恭の「山びこ学校」。型破り教師と四十三人の生徒のその後の人生をたどる感動の追跡ルポ
尋ね人、お詫び、黒枠……新聞の片隅を飾る三行広告の世界。外国人労働者問題からおたく族まで現代ニッポンの諸相を抉る快作ルポ
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