作品紹介

沖屋室島は七割が老人で、しかも彼らは底抜けに明るく生きていた。大宅賞作家が受賞後、初めて書き下す、生と死をみつめた異色ルポ

担当編集者より
不世出の民俗学者・宮本常一と渋沢敬三の友情を描いて戦後を問うた『旅する巨人』(小社刊)で第二十八回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した佐野さんの、受賞第一作書き下ろし長篇です。舞台は瀬戸内海にある山口県周防大島の東和町。この町は宮本常一の生まれ故郷でもあり、前著の取材のために度々この島を訪れた佐野さんは、不思議な事柄を発見します。東和町の住人の二人に一人は六十五歳以上の老人で、しかも十人中九人の老人が今の生活に満足して生き生きと明るく生活していたのです。その“謎”を解きあかすため、著者は再び島へ向かいます……。戦後の死生観を問い返す力作です。(TY)
商品情報
書名(カナ) ダイオウジョウノシマ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1997年12月20日
ISBN 978-4-16-353620-0
Cコード C0095

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