作品
筋ジストロフィーで寝返りも打てない、けど、自由に暮らしたい! わがまま患者とボランティアの壮絶ながら命の輝きに満ちた日々。
誰が、何を、いつ、なぜ、どのように捏造したのか? 歴史に残る不正事件をスクープ記者が追う。事件のその後も加筆した「完全版」。
なぜ供養塔の遺骨は氏名と住所が判明しながら、無縁仏なのか。広島の大母さん・佐伯敏子の人生と、知られざる真実。大宅賞受賞作。
コンピュータ上でDNAを設計した人工生命体が誕生。『わたしを離さないで』の世界が現実になる科学に人間の感情はついていけるか?
大和魂とアメリカン・スピリッツの両方を体現した男。「戦争前夜」と言われた日米通商摩擦で、日本を救った日系人弁護士の感動の生涯
昭和二十年春、黒島に飛来してきた青年たちがいた。彼らとの交流は七十年後の今も続く。「あの戦争」を語り継ごうとする人々の物語!
セゾングループを率いた堤清二氏が、死の前に明かした堤一族の栄華と崩壊の悲劇。月刊「文藝春秋」の衝撃連載を待望の単行本化!
がんセンター総長の父憲甫と母、ピアノ奏者の妻ルリ子と欧州の変革を取材した著者。時代の大きなうねりを綴った渾身の集大成
福島第一原発事故の調査をプロデュ―スした著者。さらなる取材を敢行、明らかになった驚愕の真実とは。第44回大宅賞受賞作。
地下鉄サリン事件などで死刑判決を受けたオウム真理教の教祖に狂気が宿った原因は何だったのか。幼年期に遡る徹底取材で闇を描く
笹井芳樹CDB副センター長と自殺直前までやりとりを続け、事件の当事者に深く入ってスクープを連発した毎日新聞記者が初めて書く。
スペインの山間部、ネパール奥地、戦火のバグダッド……迫害され続ける人々の魂に寄り添って描き出す、大宅賞作家による渾身のルポ。
世襲劇の裏で起きた権力闘争、潜行する地下経済を掌握できない党中央、綱渡りの軍事・外交交渉。ソウル特派員だから知りえた真の姿。
哀しいまでに美しい鳥、トキ。絶滅の危機に瀕した〈ニッポニア・ニッポン〉を慈しみ、守り続け、ついに大空へ甦らせた男たちの軌跡。
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