作品
松本清張の大ファンであるみうらじゅんが、様々な媒体で書いてきた清張に関する文章や対談、『文藝春秋』『週刊文春』『オール讀物』に掲載された清張に関する記事を厳選してまとめた本。清張の貴重な原稿や写真も収録する。
一昨年結婚した後、自殺未遂をして一ヵ月以上メールも繋がらない――そんな二十七歳の女性の行方を追う「絶対零度」ほか二篇を収録。
離婚した杉村三郎は私立探偵事務所を設立。ある日、亡き父が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽についての調査依頼が。
フェルメール、ゴヤ、グレコなどが描いた絵画から読み解く時代の息吹と人々の思惑。『怖い絵』シリーズも人気の著者の絵画エッセイ。
吉村昭と「東京の戦争」、野坂昭如と「無責任論」、丸谷才一と「戦争と艶笑」、野中郁次郎と「撤退と組織」…十二人と語る激動の時。
昭和史の大家と天才小説家は下町の高校の同窓生! 二・二六事件から宮崎勤事件、日本初のヌードショーまで硬軟とりまぜた傑作対談。
二月二十六日未明、宿泊中のホテルで火事に遭遇した浪人生の孝史は間一髪で逃れるも、気づくと雪降りしきる昭和十一年の東京にいた。
女優ムロイの行く先々にアヤシイ事件あり。むかつく世の中を“笑い”で迎え撃て! ベストセラーとなった処女エッセイ集初の文庫化
九月公開『散歩する侵略者』(長澤まさみ他出演)公開を機に、世界から注目される異才の全貌に迫る。宮部みゆき氏らとの対談収録。
「三国志」をはじめ、中国歴史小説を書き続けてきた著者が、自らの創作の秘密を語り尽くした一冊。白川静、水上勉らとの対談も収録。
杉村三郎が巻き込まれたバスジャック事件。実は、それが本当の謎の始まりだった――。『誰か』『名もなき毒』に続くシリーズ第三弾。
直木賞作家・司馬遼太郎の創作活動はまず小説誌を中心にすすめられた。1961年に発表された11篇を収録。単行本未収録作2篇を含む
司馬文学の大長篇という大山脈を眺めわたす豊かな短篇という峠の数々を発表順に編纂。第一巻は未刊行十八篇を含む二十一篇を収録
借金まみれの俺は“デブ”を車に乗せて北へ向かった。表題作「デブを捨てに」など、泥沼のような日常を疾走するように描いた短編集。
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