作品
「甘くとろけるもんは女の子だけじゃないんだから」70を超えてもグランマは現役ぶりを発揮する。20年目のマイルストーン的作品集
露伴、一葉から吉行、三島、水上勉まで。明治以後の日本の小説の中から、宮本輝さんが極私的に選んだ「今読んでほしい」珠玉の十五篇
自分が生と死の境目に立っていようとも、人は恋をする。人を愛することで初めて生じる恐怖、“聖なる残酷”を描いた傑作短篇集
UA、ヴィンセント・ギャロ、浅野忠信、岡村隆史、アラーキー、山田詠美……。当代随一のアーティストたちとの本音トークが10本!
犯罪のベテランたちの哀しくもおかしな振舞いをお目にさらし世間さまを大変お騒がせいたしました。爆発的ベストセラーに気を良くして、また懲りずに戻ってまいりました。(山田詠美)
愛、性、外国、読書遍歴、日常生活……。あらゆる視点から山田詠美の文学世界を浮き彫りにし、創作の原点にせまる9つの対話を収録
大工の大輔は子連れの美人と結婚するのだが……。果たして、彼にとって恋とは何なのか。60年代生まれのひりひりする青春を描く傑作
クレア好評連載の対談が一冊に! アラーキー、ダンカン、UA、近田春夫らとの爆笑トークに加え、筆者のエッセイ、イラストも収録
オカマと同棲して気楽な日々を過ごす「ぼく」は、いかにして甘えを克服していったのか。圧倒的支持を得た第84回文學界新人賞受賞作
なぜ女は「いく」「死ぬ」なんて口走るのか? 奔放きわまる文章と、繊細緻密な思考で日本語と日本ブンガクの現状を笑いのめす深淵かつ軽妙なるクリティーク小説集。(奥泉光)
湾岸戦争からオウム真理教、松田聖子まで。とびきり豊かな作家の感性と、最も刺激的な思想家の頭脳が語りあう、知性と毒舌が繰り広げるラジカルでファッショナブルな対話二十三篇。
黒人の男「リック」を愛した「ココ」。ボーイフレンド、男の昔の女たち、白人、ゲイ……、人びとが織りなす愛憎の形を、言葉を尽くして描く著者渾身の長篇。女流文学賞受賞。(宮本輝)
某月某日、都内某所。二年の間、毎月二人は会い、語らった。ユーミン、湾岸、新興宗教……。縦横無尽に時勢を斬る、対話の醍醐味
思い出は、トラッシュ(ごみ)のようには捨てられない。黒人の中年男に恋したココの様ざまな「愛」の形を、言葉を尽くして描く長篇
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