作品
彼の人――昭和天皇―の視座を借りて、近現代史のメインプレイヤーから、一般兵士、市井の人々のドラマを描いた大作
国家間で守るべきエチケットがプロトコール。その第一人者がセレブたちの思い出と共に綴ったグローバルに通用するマナーの教科書。
「私は退位したいと思う。どう思うか」――昭和二十年の敗戦から立ち上がる天皇と国民を描く。構想から十年、大河評伝がここに完結。
「東大という覗き窓」を通して、近代国家成立の前史から、大日本帝国の終わりまでを見渡した著者、畢生の大作が一冊に!
佐藤優「歴史を武器に変える10の思考術」/東京大学教授緊急提言「憲法9条を削除せよ」ほか
1984年中国政府は田中角栄を通じて昭和天皇の訪中を画策。その後も同様の工作は繰り返された。中国はなぜ天皇にこだわるのか
初めて明らかにされた幼少期、軍部への抵抗、開戦の決意、聖断、そして象徴としての戦後。1万2千頁の記録から浮かぶ昭和天皇像。
第1巻は、戦後最大のスクープといわれる「昭和天皇独白録」などを掲載。
日中戦争の傷を抱えながら戦後を生きてきた父が昭和天皇の死に際し下した決断とは? 「父と息子」「戦争の記憶」に挑んだ傑作中篇。
悪化の一途を辿る戦況は、遂に原爆投下という悲劇へと至る。自らの退位をも視野に入れた昭和天皇の「聖断」を新資料で明らかにする。
この国の歴史は天皇の歴史でもある。古代・天智天皇から昭和天皇まで九人の帝と、天皇制の謎について、稀代の碩学たちと語り尽くす。
元老・西園寺公望の側近だった原田熊雄。その女婿だった著者だけが知りえた昭和史の貴重な証言等を基に、昭和史の奥の院を描き出す。
盧溝橋事件から日米開戦へと向かう中、昭和天皇の側近たちが抱いた苦悩と展望とは? 昭和史の悲劇のクライマックスが明らかになる
著者渾身のライフワーク、最終第七部は戦後篇。人間宣言、全国巡幸、東京裁判、新憲法公布、講和条約……激動の時代はさらに続く。
さびしき「彼の人」の相貌を通して激動の歴史全体を描かんとする壮大な試み。近代日本の核心をえぐる著者のライフワークが文庫化
初のヨーロッパ外遊後、原敬首相暗殺、関東大震災、虎の門事件などを経て、ついに天皇の座につく裕仁。著者畢生の傑作評伝第二部
1926年12月、裕仁は25歳で玉座につく。金融恐慌、浜口首相狙撃、血盟団事件……。天皇の懊悩を描く著者のライフワーク
五・一五事件、天皇機関説問題などを経て、国内の諸矛盾の蓄積が昭和十一年二月二十六日、ついに噴出した。若き天皇の決断はいかに。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。