作品
引き出しに仕舞われていた古いビデオテープ。そこには死別した夫が撮影した若かりし日の幸せそうな私が映っていた…
年上の彼女に教えてもらったコーヒーの味。苦味の強いマンデリン。19歳の冬の切ない思い出とともに僕は噛みしめる
夫と関係をもった税理士があなたと同姓同名だった。偶然ですね。確かにあなたの匂いがしたわ…妻からのメールに私は
知り合った男は宮大工! 親しくなるうちに結婚を意識するが、それをほのめかした途端、男は音信不通に……
まだ子どもだった頃、夢のなかで一度だけ嗅いだ“男のにおい”が未だに忘れられない……35歳・季理子の物語
小学生の数年間、自分の世話をしてくれて、ある日消えた初子さんに、父の通夜の席で再会した。彼女は何者だったのか?
ちょっと不思議な話をしたろか、それは大阪万博の前の年のこと。小学生だった俺の近所には小さな市場があった……
10代のアイドル、マスコミ嫌いのスポーツ選手、財界の大物らが彼女に心を開くのはなぜか。商談、日常会話にも生かせる「聞く極意」
人間の記憶の中で“香り”は一番忘れがたいものとされている。遠いあの日を思い出す、8人の作家が描く“香り”を題材にした短篇小説集
テレビ界の裏側、結婚と恋愛、大人のファッション、家庭の躾と仕事の学び方、そして人との付き合い。口から生まれた2人の対談
週刊文春の人気連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選第8集。大橋のぞみ、綾小路きみまろ等、旬の人々が登場。文庫オリジナルです
週刊文春の連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選第7弾が、文庫オリジナルで登場。今回もアガワのツッコミが冴えまくり!
取材で訪れた外国の思い出、旅先で見つけたモノの数々、ホテルの楽しみ。読むとつい旅に出たくなる、アガワ流旅の爽快エッセイ集
聖路加国際病院の日野原重明先生が贈る、健康的で有意義な人生の過ごし方。オリジナルエッセイと共に各界7名との対談を収める
人気作家8人が「記憶の中の忘れがたい香り」をテーマに競作。あなたの中のかけがえのない記憶を呼び覚ます、贅沢なアンソロジー
座談の名手が8人を招く。話題は日本、日本語、昭和、文士、健康、鉄道などなど。精神の自由な息吹が横溢する、きりりとした時間
世界一自分勝手でお節介。でも泣きたくなるほど温かいニューヨーカー。静かな感動をよんで版を重ねた前著に続いて待望の新作
週刊文春の連載対談「この人に会いたい」のベストセレクション第6弾が文庫オリジナルで登場。各界著名人をアガワが丸裸にする!
深い見識と屈指の名文で昭和を、日本語を語り、世相を論じる。国を愛し憂うるが故に、時に厳しく時にホロリと、現代に必読の名随筆
結婚、恋愛、お見合い、男、等々……をテーマに二人が打々発止とわたりあう。ときには遠藤周作、福田和也ら豪華ゲストも餌食に!?
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。