作品紹介

D・アロノフスキー監督、映画化原作! 大森望氏、絶賛。

僕は機械しか愛せない。人間は非論理的だ。恋人も友人もいないけれど、でも人間と関係を結ぶなんて非効率で面倒くさいじゃないか。
そんなある日、僕は職場の事故で片脚を失う。そのときひらめいたのだ――エンジニアとしての才能を注ぎ込んで、生身より断然高性能の脚を開発しようと。名づけて〈美脚〉。その出来は素晴らしく、僕は残る片脚も機械化した。
これが僕の未来を開いてくれた――僕に共感を抱いてくれた初めての女の子、ローラとの出会い。恋の成就。会社が与えてくれた大規模な開発チーム。思いのままに研究を進められる自由。だが僕は知らなかった、すべての背後に社の軍需部門の思惑があったことを。やがて暴走をはじめる開発チーム。姿をあらわす〈機械化兵士〉開発計画。それは僕の彼女、ローラまでも巻き込んでゆく。
大地を揺るがして疾走し、轟音とともに跳躍する機械の脚。それを武器に、理系オタクは恋人のために死地に赴く。ガジェットとイノヴェーションの世紀を切り裂くギーク・サスペンス。

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担当編集者より
映画『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーによる映画化が決定しているのが、この『機械男』。雑誌「ワイアード」が絶賛を送る、あまりに21世紀的な理系サスペンスの傑作です。
題名どおり自分の身体を機械化してゆく青年エンジニアが主人公。いわば「ロボコップ」ならぬ「ロボオタク」、生まれてはじめてできた彼女を軍事産業の陰謀から守るため、彼は機械の身体を駆使して死地へ飛び込んでゆきます。皮肉な現代批判に切ない恋愛を載せてサスペンスフルに突き進む快作です。(SN)
商品情報
書名(カナ) キカイオトコ
ページ数 344ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2013年05月10日
ISBN 978-4-16-382180-1
Cコード 0097

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