作品紹介

「高村薫、ユーモア小説に挑む」

この村では、何だって起きる――。
元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さん。
古ダヌキのような四人の老人が関わると、
村の小さな騒動も、AKB48から少子高齢化まで縦横無尽。

儲け話と、食い物に目のない老人たちは、
集会所に集まっては、日がな一日茶飲み話を。
だがそこへ、事情を知ってか知らぬか、珍客がやって来る。
テレビクルーに、タヌキのアイドルユニット、元アイドルの出家、
はたまたキャベツは大行進。最後に、閻魔様まで!!

「ニッポンの偉大な田舎」を舞台にした、ブラックユーモアに満ちた奇想天外の十二編。
現代を、冷静かつ緻密に描写しつづけてきた著者が、
今の日本を、地方からユーモアとシニカルを交えて軽妙に描き出す。

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担当編集者より
一昨年刊行の『冷血』で、東京郊外で起きた陰惨な事件を通して、圧倒的な描写で犯罪者像と現代人の罪を浮き彫りにした髙村薫さんが、なんとユーモア小説に挑みました。主人公はバス道の付け替えで、閑散とした村の集会所に集まる元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さん。そこで起こる奇想天外の騒動。ニッポンの偉大な田舎の「今」を、現代を冷静かつ緻密に描写しつづけてきた著者ならではの視点で、ユーモアとシニカルを交えて軽妙に描き出した、これまでの髙村作品とは、ひと味ちがった作品に仕上がっています。
商品情報
書名(カナ) ヨニングミガイタ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年08月10日
ISBN 978-4-16-390102-2
Cコード 0093

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