ピエール・ルメートル『その女、アレックス』
あなたの予想は全て裏切られる!
各界著名人絶賛!!!
- 『恐ろしくて哀しい新感覚の誘拐ミステリー』権田萬治氏(ミステリ評論家)
- 『今年の大いなる収穫だ。』池上冬樹氏(週刊文春)
- 『驚愕の展開と慟哭の結末』『衝撃度はまず半端ではない。』関口苑生氏(週刊現代)
史上初7冠受賞!
- 本屋大賞翻訳小説部門1位(本屋大賞)
- 週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春)
- このミステリーがすごい!(宝島社)
- 「IN☆POCKET」文庫翻訳ミステリー・ベスト10(講談社)
- 「ミステリが読みたい!」(早川書房)
- リーブル・ド・ボッシュ読者大賞(フランス)
- 英国推理作家協会 インターナショナル・ダガー賞(イギリス)
- 最前線のフランス・ミステリ 千街 晶之 Akiyuki Sengai|ミステリ評論家
- 「ああ、懐かしのフランス・ミステリ!」というのが、『その女アレックス』を手に取った際の私の感慨である。これには説明が必要だろう。
私が海外ミステリに馴染み始めた頃(かれこれ四半世紀ほど昔だ)、英語圏の作品を除けば、最も多く邦訳されていたのは…… - 続きを読む
- 拒絶するアレックス 瀧井 朝世 Asayo Takii|ライター
- 2014年9月に邦訳が刊行されると、発売後2週間足らずで増刷が決定。その後も版を重ね、年末のミステリランキングの話題をさらっている『その女アレックス』。決して日本で有名なわけではないフランスの作家の邦訳2作目が、特別なきっかけが……
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- ドラマとしても超一流 大矢 博子 Hiroko Oya|書評家
- この構成には驚かされた。心底、度肝を抜かれた。持っていかれた。希有な読書体験だ。
だが、それで終わらせてはもったいない。
冒頭でいきなり拉致監禁された女性、アレックス。警察が現場に急行するも、犯人どころか、被害者がどこの誰なのかもわからないまま時は過ぎる。その間、アレックスは…… - 続きを読む
- 警察小説のダークホース フランスより登場! 三橋 曉 Akira Mitsuhashi|ミステリ評論家
- ことミステリに関していうなら、イギリスはフランスに恋をしているのではないか。というのも、伝統を誇る英国推理作家協会(CWA)は、2006年に“インターナショナル・ダガー賞”を新たに設け、非英語圏の作品に門戸を大きく広げたが、……
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著者プロフィール
- ピエール・ルメートル Pierre Lemaitre
- 1951年、パリに生まれる。教職を経て、2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ第1作Travail soignéでデビュー、同作でコニャック・ミステリ大賞ほか4つのミステリ賞を受賞した。本作『その女アレックス』はヴェルーヴェン・シリーズ第2作で、イギリス推理作家協会インターナショナル・ダガー賞を受賞。日本では「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」ほか4つのミステリ・ランキングで1位となった。2013年、はじめて発表した文学作品Au revoir là-hautで、フランスを代表する文学賞ゴンクール賞を受賞する。