血しぶく幕末の世

「池波幕末もの」の集大成

その男(一)～(三)

杉虎之助は、微禄ながらも旗本の嫡男。十三歳で大川に身を投げ助けられた時が、波乱の人生の幕開けだった。幕末から明治、維新史の断面を見事にえぐる!

幕末新選組

女には弱いが剣をとっては隊長近藤勇以上といわれた永倉新八の痛快無類な生涯

男と女、生き抜く力が漲る！

池波正太郎がもっとも愛した男

おれの足音 大石内蔵助(上・下)

子供の頃から居眠りばかりで女好き。昼あんどんと呼ばれた男・内蔵助の、誕生から討入まで女の化粧の香に包まれた生涯を描く

秘密

いわれなき仇討から逃れる男が、町医師として江戸に暮すうちに得た境地とは?

旅路(上・下)

夫を斬殺された若妻の仇討の旅

夜明けの星

仕掛人と父を殺された娘の運命

雲ながれゆく

手籠にされた女の強く生きる姿

映画・食べ物・旅etc.エッセイ

食べ物日記 鬼平誕生のころ

鬼平開始の昭和四十三年の一年間の日記でみる行動録

あるシネマディクトの旅

仏映画を愛する著者の、フランス旅行記三作を一冊に!

夜明けのブランデー

ショートエッセイを直筆の絵と楽しめる池波版絵日記

池波正太郎の春夏秋冬

老いに揺れる心を見詰める晩年の随筆。自筆年賀状も収録

ル・パスタンLe passe-temps

祖母のスープ茶漬け、観劇等の楽しみを絵と文で綴る

忍者シリーズ、群像三作... 魅惑の世界

蝶の戦記(上・下)

伝説の女忍び於蝶が謙信のために命を賭けて活躍

剣客群像

剣士、柔術師、弓術家、手裏剣士……武芸者八人

火の国の城(上・下)

家康の魔手から清正を守る大介と於蝶の活躍

忍者群像

乱世から江戸へ、世情の変遷と忍者の葛藤と悲哀

忍びの風(一)～(三)

於蝶と半四郎、愛し合う二人の忍者の波瀾の人生

仇討群像

仇討ちで狂う人生に、人間の底知れぬ本性を描く