作品
『幕末』『新選組血風録』としてまとめられることになる作品が中心となるころ。「燃えよ剣」連載中の熱気が感じられる作品群に圧倒される
『竜馬がゆく』『燃えよ剣』を執筆中に書かれた短篇を中心に。時代小説作家としてもっとも脂がのってきたころの仕事ぶりがよくわかる一巻
戦国時代に四国の覇者となった長曾我部元親。攻めるべき時に攻めて成功した深慮遠謀ぶりと、政治に生きた人生を描いた傑作長篇
『竜馬がゆく』の構想を胸に1961年11月から62年4月までに小説誌に発表された11篇を収録。単行本未収録作1篇を含む
直木賞作家・司馬遼太郎の創作活動はまず小説誌を中心にすすめられた。1961年に発表された11篇を収録。単行本未収録作2篇を含む
いよいよ『梟の城』で直木賞受賞、作家・司馬遼太郎の大活躍がはじまる1960年に発表された12篇を収録。単行本未収録作4篇を含む
直木賞受賞前の2年間に書いた短篇16篇を収録。「面白倶楽部」「講談倶楽部」など商業誌に発表したものが大半を占めるようになる
司馬文学の大長篇という大山脈を眺めわたす豊かな短篇という峠の数々を発表順に編纂。第一巻は未刊行十八篇を含む二十一篇を収録
秀吉の天下は傾き始めた。妻と二人三脚で乱世を駆け上った山内一豊がついに土佐二十四万石を手中に。戦国痛快物語、新装版完結篇
戦国の動乱期。賢妻として名高い千代と夫婦手をとりあい、ついには土佐一国の大名になった山内一豊の痛快出世物語。新装版全4巻
十六世紀末、薩摩軍に日本へ拉致された数十人の朝鮮の民。白薩摩という名品を生んだ人々の四百年の望郷の念を描く表題作他、二篇
求められるままに書かれた、単行本未収録の膨大なエッセイから厳選した七十一篇。司馬さんの世界の大きさに、あらためて酔う一冊
旅順陥落後、兵力を消耗した日本軍にロシア軍は攻勢をかけてきた。そして、日本海海戦の火蓋が切られ、大長篇は感動の完結を迎える
日露戦争開戦直後から難航不落の旅順要塞をめぐって両国は血を流しつづける。戦略と戦術に全力を注ぎ、大国ロシアに日本が挑む
明治維新をなしとげ、欧米列強に並ばんと近代化を急ぐ若き日本。四国松山出身の秋山好古、秋山真之、正岡子規を中心に明治を描く
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