作品
定年後に何を読むかは重要な課題だ。それに応えて余りあるのが本書だ。この1冊があれば、古典も歴史も90歳を過ぎても読了しない。
妻に下された「治療不能のガン」の診断。告知せず、病院泊まり込みの看病を続けた。夫人の没後、翌年に自死。いま不朽の手記が甦る。
明治以来、日本には多くの無私の人、潔い人、天晴れな人、つまり「美しい日本人」がいました。厳選した73人の生き方が、胸に迫る!
鮮烈な作家デビューから、弟・裕次郎との絆、そして政界へ。 石原さんの存在そのものが、つねに「ニュース」であり続けました。 自由を愛し、海を愛し、家族を愛し、文壇を愛し、そして日本を愛した石原さん。 その文筆活動のエッセンスを集めた「ベスト・オブ・石原慎太郎」をお届けいたします。
万葉集、論語からヒトラー『我が闘争』まで、気になりながら読み通せない古典を、博覧強記の批評家が刺激的かつ明解に解説。
ご即位記念 完全保存版 秘蔵写真と文藝春秋の記事で皇室の軌跡をたどる
互いの家族を連れ、愛人と旅行中、娘が失踪。罪の意識に苛まれる母親を誰も救えない——。ラストが議論を呼んだ直木賞受賞の問題作
混迷を極める世界情勢、その謎を解く鍵は歴史にあり。マルティン・ルターからトランプ大統領まで、世界の近現代史をこの一冊で制覇。
戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、開戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。「文藝春秋」読者賞受賞
「私は退位したいと思う。どう思うか」――昭和二十年の敗戦から立ち上がる天皇と国民を描く。構想から十年、大河評伝がここに完結。
彼の人――昭和天皇―の視座を借りて、近現代史のメインプレイヤーから、一般兵士、市井の人々のドラマを描いた大作
「幸村の天才遺伝子」磯田道史/「激闘 関ヶ原」本郷和人/大座談会「信長・秀吉・家康」 ほか
「司馬さんが日本に遺したもの」磯田道史×半藤一利/私は『この国のかたち』をこう読んだ/日本史年表で見る司馬作品群 ほか
夫人のガン発覚から死までを克明に描き、夫婦、ガン告知、生と死とは何かを問うた感動の手記「妻と私」に、絶筆「幼年時代」を併録
悪化の一途を辿る戦況は、遂に原爆投下という悲劇へと至る。自らの退位をも視野に入れた昭和天皇の「聖断」を新資料で明らかにする。
俗論に流されず、貫き通した持論とは。小泉信三、田中美知太郎から石原慎太郎まで、碩学十三人が一石を投じた「常識」の集大成!
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