作品
李氏朝鮮の沙器匠(陶工)・季亮。故郷を離れ日本に渡ることを決意した理由は? 中世日本と朝鮮との関わりを斬新な視点で描いた6篇
稀代の書き手である浅田次郎氏は稀代の読み手でもある。そんな氏が「これだけは後世に残したい日本の心」として選んだ名作13篇
明治以来流入した欧米の文物は、混乱と活気と迷惑をもたらした。日本人は文語文を捨てて何を失ったか。現代口語文の欠点を衝く!
「祖国とは、国語である」と説く著者の言語・文章に関する主要コラムを一冊に編んだ日本語論決定版。国語混迷の今、必読の一冊だ
豊かな感性でロマネスクを展開した中島敦と日本の小説に象徴主義の世界をもたらした梶井基次郎。二人の天才の全貌がわかる作品集
永遠不朽の小説家は若くして一代の蕩児でもあった。恋愛、文学への大望……。真摯に放埒に生きた青年の彷徨を精緻にたどり、従来の聖人像をうちやぶるオマージュ。(佐伯彰一)
失ったのは乳房一つだけだ。我が身に起こったことを客観的に報道することは天が与えた使命なのだ。ガンと闘い、仕事と愛に生きた女性ジャーナリストの勇気あふれる記録。(中島みち)
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