作品
六〇年安保への同伴から七〇年代消費資本主義評価へ、この思考転換を人もし転向と呼ぶなら呼べ。来し方を振り返り、「革命の可能性」について語る、率直無比な自己表明。(大塚英志)
片や思想界の巨人、片や元大記者にして芥川賞作家。オウム事件、中国、資本主義の行方、性そして死を、体験談を交えて白熱討論
町なかの川の橋のたもとにその女はいた……。性の不埒さ、奥深さを型破りに描く表題作ほか、「ナイト・キャラバン」「ミュージック・ワイア」の力作短篇二篇を収録。(吉本隆明)
今日は岸田先生による精神分析の講義。質問する生徒は伊丹十三さん。人間は本能が壊れた動物だ、から始まり、男と女の性のこと、果ては日本人の精神構造にまで議論は沸騰。(吉本隆明)
六○年安保の総括から始めて、ハイパー資本主義論、共産党ファシスト論、新・新左翼宣言――時代の一歩先を縦横に論じる話題の書
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