作品
各国への友好の旅、先の戦争の地への慰霊の旅、そして被災地への旅。両陛下の旅にもっとも近くで随行した前侍従長の記録。
社会情勢も国際情勢も変化の激しい時代を乗り切るのに有効なのは、「歴史的思考法」を身に着けることだ。生きた歴史が学べる一冊。
昭和七年に起きた要人連続殺人事件。煩悶青年たちはなぜカリスマ宗教家に心酔したか。戦後をどう生きたのか。気鋭の研究者の代表作。
ロシア語通訳、名エッセイストだった姉を、「食べるためにこそ生きる」血を分かちあった妹が、食べものを通して思い出を綴る回想録。
日露戦争で苦闘した乃木大将は、戦後は輝ける英雄として称えられた。その彼が明治天皇の崩御に殉じて自ら命を断ったのはなぜか?
我々は中国を的確に理解しているのか? 長い歴史を踏まえ、中国人と日本人はどう付き合うべきかを思索した、まさに予言的対談。
「幸村の天才遺伝子」磯田道史/「激闘 関ヶ原」本郷和人/大座談会「信長・秀吉・家康」 ほか
複雑化する社会に対応するために、組織が細分化、孤立化することを「サイロ」と呼ぶ。FT紙女性編集長による話題の書。
「司馬さんが日本に遺したもの」磯田道史×半藤一利/私は『この国のかたち』をこう読んだ/日本史年表で見る司馬作品群 ほか
日本で一番受けたい講義 キリスト教・片山杜秀、イスラム教・山内昌之、仏教・呉智英/日本の名僧連続インタビュー ほか
司馬文学の大長篇という大山脈を眺めわたす豊かな短篇という峠の数々を発表順に編纂。第一巻は未刊行十八篇を含む二十一篇を収録
イスラム教は元々、女性が作り上げた宗教だった。アメリカ人ジャーナリストがイスラム教の世界的指導者とともにコーランを読み解く。
甘粕正彦理事長自決後に旧満洲映画協会の日本人が辿った裏切りと苦難の戦後。女性映画編集者の草分け、岸富美子95歳最後の証言。
絶滅し遺伝子が絶えた筈のネアンデルタール人。だが化石から復元したそのDNAは現生人類にも残っていた! 世紀の発見の内幕。
大正初め、徳島のドイツ人俘虜収容所で例のない寛容な処遇がなされ、日本人市民と俘虜との交歓が実現した。所長こそサムライと称えられた会津人の生涯を描く直木賞受賞作。(山内昌之)
将軍家光の異母弟として悲運の生をうけながら、忠勤と民への慈愛身をつくした、この稀有なる会津藩主の歩んだ清洌な生涯を辿る
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。