作品
近代日本の著名な十人の死、病に焦点をあて、暮らし向きや医療事情に触れつつ、“痛み”を追体験する名著。意外な事実、写真も満載
著者が世を去って四半世紀。残された幾多の短篇から、選りすぐりの傑作歴史小説を再編集。いまでもその面白さは明らかである
醒めた目をした人気子役時代、撮影所のヘンで素敵な人々、人生の店じまいの仕方……。心に残る事々を爽やかな筆で綴るエッセイ集
西欧ピアニズム輸入に苦闘した幸田延、久野久ら先人たちや、欧米のピアノ界を彩った巨匠たちの全てが極端でどこかおかしい。個性溢れる姿を大宅賞受賞ピアニストが描く。(向井敏)
こんな銀行のために彼は死んだのか。巨額の不正損失資料を発見した州波は復讐を決意する。元外資系ディーラーの気鋭が描く問題作
こんな銀行のために彼は死んだのか。不正は先送りされ、闇に膨らむ巨額の損失。ついにきたビックバン=破滅の日々に私が開示する
超変人の木下恵介、黒澤明、風のように爽かな幸田文、そして無名の素晴らしい人たち。柔かなユーモアでいきいきと綴る爽快交友録
石川達三、立原正秋、向田邦子、子母澤寛、山本周五郎、幸田文、井上靖、十返肇、有馬頼義、今東光、寺山修司。十一人の懐しき人々
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