作品
「騙すか、騙されるか」。関西の骨董業界を巡る丁々発止をテンポよく描き、人間の尽きることない欲望をあぶり出す傑作美術ミステリ。
「疫病神コンビ」こと二宮と桑原は、詐欺師を追って北朝鮮に潜入する。だが彼の地は想像を絶する世界だった。新直木賞作家の代表作!
爆弾テロ事件の容疑者となったバーテンダーが、過去と対峙しながら事件の真相に迫る。逢坂剛・黒川博行両氏による追悼対談を収録。
前科持ちの結婚相談所の男と、結婚したパートナーと死別を繰り返す中年女につきまとう黒い疑惑。恐るべき“後妻業”の手口と実態。
相剥本、ニセの入札目録……欲に憑かれた男たちの手練手管が、ニセモノをホンモノ以上に見せてゆく。異色のユーモアミステリー!
大胆不敵な発想で極道の幹部を誘拐した3人組。面子をかけ人質を取り戻そうとするヤクザらとの駆け引きがノンストップで展開する
次期芸術院会員の座を狙う日本画家の室生は、現会員らへの接待攻勢に出る。名誉のために手段を選ばぬ彼に、周囲は翻弄されていく
「騙すか、騙されるか」関西の骨董業界を巡る丁々発止をテンポよく描き、芸術への欲望をあぶり出す絶品の美術ミステリー短編集。
狙いは理事長の隠し財産。学校ブローカーの暗躍、理事長と愛人の失踪、巻き込まれた教師たちの保身争い……。これが教育の現場だ!
高校講師の熊谷は、学校を私物化する理事長から金を奪う計画に巻き込まれるが…。計画の首謀者は誰なのか、奪った金塊の行方は?
人気推理作家36人が、最も気に入っている自己の短篇と他の作家の短篇を一篇ずつ選び、エッセイを添えた短篇集。第二巻「影」が登場
殺された三人の男は口にキャッツアイを含んでいた。美大生の啓子と弘美は事件のカギを求めてインドへ渡る。巧みなトリックを絶賛されたサントリーミステリー大賞受賞作。(山内久司)
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。