作品
さかしまな時間が流れる海沿いの町。墓場から人が生まれる恐怖と、恋人が若返るせつなさ。新しい小説と評された戦慄の受賞作!
八咫烏の世界に、危険な薬の被害が続出。その行方を追って旅に出た若宮と雪哉の前に出現したのは人を喰らい尽くす大猿だった……!
自衛隊戦闘機TF‐1が二度にわたり墜落。機体を製造した四星工業の技術者・沢本由佳は事故原因に疑問を抱き、独自に調査を始める。
美大の一年生・友親の危機を救ってくれた優しいイケメンの先輩。彼の過去に触れ、自らの生き辛さを自覚するが――青春長編!
文藝春秋の電子書籍約3000点を対象にして、2015年1年間全ての電子書店の電子書籍売上を集計した、電子書籍ベスト100です。
34歳の版下職人だった松本清張は、当時意外な召集を受けた。担当編集者でもあった著者が、戦争が作家の根底に与えた深い傷に迫る
藩の執政として秘策を練る重秀はかつて、男と逃げた妻を斬った。二十年後に明らかになる女心の真相とは。松本清張賞作家の傑作。
宗家の近衛衆を養成する「勁草院」に集った少年達は、果たして厳しい訓練を乗り越えられるか? 大人気「八咫烏」シリーズ第四弾。
引っ込み思案の少女・志音は高校入学をきっかけに吹奏楽部に入部。目指すは東日本大会出場! 爽やかな風を感じる熱血部活小説。
国産戦闘機「TF‐1」の技術管理室で働く沢本。彼女が新規事業として立ち上げたのは、二百億円の改修開発プロジェクトだった。
戦時下の上海で謀略に巻き込まれた、財閥令嬢にして人気画家の多江子の運命は。〝食堂のおばちゃん〟で話題沸騰の松本清張賞受賞作。
司馬遼太郎、松本清張、吉村昭、宮尾登美子らが率直に語る半生、思想、人生の真実…現代をよりよく生きるヒント満載の十三の名講演。
理不尽な形で主家を滅ぼされた下級武士・金丸強右衛門。戦国から江戸に世の中が変わっても逞しく生きる道を探す新しい武士像を描く!
2014年も電子書籍の市場は大きく拡大しました。文藝春秋の電子書籍も大きく売上げを伸ばした1年でした。それでは一体どんな本が読まれているのでしょうか?
赤紙一枚で家族も自分の人生も狂わされた山尾信治。復員後、自分を召集した兵事係を見つけだし復讐を誓う。その企ては成功するのか。
文春文庫から電子書籍化されている作品から、時代、ジャンルをこえて魅力的な作品100冊を選び『文春文庫 電子書籍ベスト100』を制作しました。
八咫烏が支配する「山内」を揺るがす危険な薬と人喰い大猿。その謎の解明に奮闘する世継ぎの若宮と元近習・雪哉は危険を顧みず――。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。