作品
漱石の俳句から古今東西の恋歌へ。はたまた「男の屁vs.女の屁」の考察へと、連句のごとく融通無碍に展開するリンボウ先生の浮世談義
人工子宮が普及した社会で、昔ながらの妊娠出産を望む女性達が暮らす〈バルーン・タウン〉で起きる事件に妊婦探偵・暮林美央が挑む
明石家さんま、桂三枝、笑福亭仁鶴、西川きよし、横山やすしたち人気タレントを擁する吉本興業の“笑売繁盛”の秘密。“笑いの王国”のドン林正之助の夢と野望。(和多田勝)
優しい夫、仕事の成功、美貌、恋愛、そして可愛い子供――自分の望みをかなえるために日夜努力を続けるマリコのポジティブな日々
おなじみ爆笑エッセイベストセレクション、天才奇人たちとの傑作対談、各界有名人の熱烈オマージュ……待望のショージ君丸かじり
本当の英国を求めて、イングランドの田園へ。古城の宿、草原、湖、料理、そして幽霊……。著者撮影の写真と文による新しい旅の提案
膨大な中国史料、「三国史記」「三国遺事」等の朝鮮史料と「記紀」を比較検討し通説を論破。知的刺戟に満ちたダイナミック日本古代史
漱石の俳句から古今東西の恋歌へ。はたまた「男の屁VS.女の屁」の考察へと、連句のごとく融通無碍に展開するリンボウ先生浮世談義
「イギリスは暮らしやすい国だ。人の住むべき理想に近い」かくなる信条のもとにリンボウ先生が考察した、銀行、洗濯、ドアの開閉からサヴォイの朝食に至る大英帝国の神秘。(斎藤晴彦)
少年の日の夏、ほのかな恋、そしてイギリスで過ごした日々。40篇のリリシズムあふれる文章と著者自身の手になるスケッチが、幻の旅へと心を誘う。林望が贈る大人の絵本。(林あまり)
テレビでのスポーツ中継を前におもいを巡らし、紅茶の時間にふと考える。はたまた個人主義の伝統とは……リンボウ先生の筆致が冴える、好評『イギリスはおいしい』につづく第二弾!
まずいハズのイギリスは美味であった!? 嘘だと思うならご覧あれ——イギリス料理を語りつつ、イギリス文化の香りも味わえる日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。文庫版新レセピ付き。
話は英国の奇妙な館に始まる。日英の地図の描き方、便器についての考察を経て、源氏物語をめぐる色恋論へ――。すべての話が不思議に連環しあう、エッセイの名品全12篇。(竹内久美子)
ドアの開閉、朝食のメニュー、車のナンバープレート、そしてオペラ。まだまだ尽きないイギリスの不可思議を解明するエッセイ集
霊能力者でピアノ教師の女性がいなくなった。失踪した女をめぐって、スリルにみちた物語が展開する。芥川賞作家が放つ待望の長篇
十七歳のインディは、ベルギー軍の兵士としてアフリカのジャングルを行軍。伝染病や事故に見舞われるなか、シュヴァイツァー博士の献身と人間愛に触れ、心うたれる――。(森詠)
話はまず英国の奇妙な旅荘から。そして便器についての深遠なる考察をへて源氏物語をめぐる色恋論に。興趣つきない連環エッセイ集
保険金殺人、ホテル建築詐欺、変身願望。科学と幻想のはざまに織りなす不可思議な半村サイエンス・ファンタジーの世界。「夢あわせ」「林道」「影絵の男」「ホテル暮らし」「返り血」他七篇収録。
一六一三年、支倉常長ら仙台藩士百余人はメキシコへと出帆したが、キリシタン禁令で帰国の道を閉ざされた。望郷の念にかられつつ太陽の国で果てた侍たちの運命を描く。(林富士馬)
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