作品
明治期の日本でコレラ等と戦った北里と鷗外。「感染症学」を通じて、国民の命を守ることに奔走した二人は、なぜ道を違えたのか。
今村翔吾『塞王の楯』と米澤穂信『黒牢城』の二作受賞!
出生前診断を利用した「検査ビジネス」の急成長。障害児の治療拒否。「やまゆり園」事件の闇。優生思想の現状を検証する。
青年ケネディやダレスCIA長官が暗躍する米国と対峙し、革命への礎を築いた、若きフィデル・カストロの真の姿が浮かび上がる。
東城大の虎・速水と、帝華大の伏龍・清川がまだ医学生で剣道部員だったバブルの頃。2人のあいだに医鷲旗をめぐる伝説の闘いがあった
アルゼンチンの医学生エルネストは親友と南米縦断のバイク旅行へ。様々な経験をしながら成長する将来の革命家の原点を描いた青春編。
南米縦断旅行から母国アルゼンチンに戻り医師となったゲバラは、さらにカリブ諸国を巡り、アメリカに蹂躙される国々を目の当たりに。
ゲバラの青春を描いた既刊二冊に続き、今回の主人公はカストロ。革命前夜のキューバにて父親のアンヘルと、フィデルの幼年期を活写。
パナマ運河を越え中米を“漂流”するゲバラ。太平洋戦争や軍事干渉されるカリブ諸国の現実に直面し、反米の炎を燃やしていく――。
中島京子さん、藤沢周さんの連載がスタート。新芥川賞作家・山下澄人さんの「ほしのこ」など、豪華執筆陣による連載をお楽しみ下さい。
武田花さんのフォト&エッセイ「ポップス大作戦」のほか新連載が四作。短篇には、彩瀬まるさん「山の同窓会」、似鳥鶏さん「いつもと違うお散歩コース」の二作を収録。
ゲバラはいかにして稀代の革命家となったのか。来年、没後五十年に完結する四部作の第一弾は、その原点となる青春時代を描きます。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。