作品
上巻は山本五十六、山下奉文、本間雅晴、東条英機、大西瀧治郎ら十四将星、下巻はマッカーサー、ロンメル、林彪、アイゼンハワー、ヒットラーら十三人の指揮官の個性・機略を考察。
ハワイ、マレー半島、東京、ワシントンが十二月八日を迎える。その時々刻々の諸相を六十年を経た今、日本的心情をベースに描き切る
海軍の俊英・光延東洋は山本五十六の秘命を受け、欧州で秘密諜報機関の構築を目指す。戦争の裏面を抉る、現代史ミステリーの傑作
山本五十六の懐刀と呼ばれた航空参謀が、真珠湾奇襲に始まり運命のミッドウェー海戦、終戦間際の「剣部隊」など、主要作戦を克明に綴る。戦史を語る上で不可欠の名著、復刊。(原勝洋)
“人生教師”たらんとした版元の功罪を問う「岩波物語」、山本流文章術の真髄を明かした「私の文章作法」など、世事万般を俎上に胸のすく筆さばきの傑作コラム五十六篇。(奥本大三郎)
真珠湾攻撃に成功して海軍がおごり昂ぶったのが日本の敗戦の大きな要因になった――戦後五○年目に日本海軍敗戦の原因を総括する
すさまじい人的物的損失を強いられた太平洋戦争においては、さまざまな極限のドラマが生まれた。その中から山本五十六の戦死にからむ秘話などを証言者を得て追究した戦争の真実。
第二次大戦中、海軍次官山本五十六の密命を帯び、欧州に諜報網を築くべく暗躍した実在の海軍武官の謎の死を追う現代史ミステリー
個人の力では動かし難い絶対絶命の境涯を受けいれた戦士たちの最後の言葉。山本五十六、井上成美はじめ、勇者たちの痛切な肉声が蘇る。
「図々しさは美徳である」「雨にあったらゆっくり濡れてこい」など、山本五十六、井上成美ら三十八人の海軍軍人が残したユニークな肉声を通して、その思考を解く異色読物。
戦前、開戦反対の少数派ながらその先見性を重用されて、山本五十六、米内光政とともに海軍トリオと評され、戦後は山村に蟄居し、近所の子らに英語を教えて過ごした信念の男の生涯。
山本五十六、古賀峯一、豊田副武、小沢治三郎――太平洋戦争を指揮した四代の司令長官の作戦を分析し、彼らの資質とは別の、海軍のシステムに内在した欠陥を元軍令部参謀が指摘。
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